エアーズロック、ウルルはアボリジニの聖地(Sacred Site)が多数あります。
このようなマップがあちこちに建てられていて、自分がどこにいるか一目でわかります。
丸い「YOU ARE HERE」が現在位置です。
さて、この地図内で「sacred site」と示された場所がエアーズロックの周りに(2009年時点で)6か所ほどあります。
そこはアボリジニの聖地(Sacred Site)として写真撮影禁止エリアとなっています。
サンライズポイントはエアーズロックをバックにして写真撮影禁止エリアがはいります。なので、エアーズロックのサンライズ画像はのせることができません。
Lungkata Walk
パイオニアロッジのフロントにエアーズロック登頂のことを聞いてみると、やはり今日は登れないとのことでした。
それでもあきらめきれず、エアーズロック登頂の駐車場に向かいました。
駐車場に到着すると、車はほとんどいないことが、今日は登頂できないことを象徴しています。
とりあえず、車を駐車して、このままロッジに帰るのも悔しいので、Lungkata Walkを歩いてみることにしました。
Lungkata Walk経由でKuniya Walkを行く場合、このエアーズロック登頂ポイントであるMala Carparkから歩くと片道2.5kmです。
往復で1時間ちょいでしょうか。
往復して帰ってきて、エアーズロックサンセットにちょうどよい時間でしょうか。
Lungkata Walkもフラットでとても歩きやすいトレイルです。
歩き出して、10分ほど歩いたところで、いきなり大雨です。
今日は雨が降るかもしれないという予報です。この予報のためエアーズロック登山が1日中禁止になってしまいました。
ほぼ1日中雨が降ることなく、オレがトレイルを歩き出したら降り出しました。うーーん、オレ、エアーズロックにきらわれている・・?
カメラや大事なモノをビニール袋に入れてあるので、ぬれても問題ないので、そのままどんどん歩きました。
Mutitjulu Waterholeまで、あと2kmほどでしょうか。
Pulari(撮影禁止)
Kuniya Walkに交わる前にPulariという女性の聖なる地という場所があります。
ここはSacred Siteとなっていて、写真撮影などは禁止されています。
Mutitjulu Waterhole
まだ雨は降っていますが、すこしずつ弱くなってきました。
後ろを振り返ると、エアーズロック岩肌を小さな滝になって、雨が流れていきます。
少したつと雨もやんで、晴れ間が見えてきました。
Kuniya Walkを歩いていくと右手に駐車場が見えてきます。Kuniya Carparkです。
このパーキングよりMutitjulu Waterholeへ向かうトレイルがKuniya Walkです。
出発してから20分ほど歩くとKuniya Walkの最後にあるMutitjulu Waterholeに到着しました。
このMutitjulu Waterholeは1年中水がある場所のようで、乾期の今でも水がたくさん残っていました。
本当にエアーズロックの中のオアシスのようで、周りは緑に囲まれ、泉には生物の気配を感じます。
本当に厳しい自然の中にエアーズロックはあることを感じさせてくれます。