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2009年:エアーズロックへ行くぞ!

エアーズロック(ウルル)登頂アタックした。

投稿日:2009年8月28日 更新日:

今日がエアーズロック(ウルル)最後の朝です。

3日間滞在をして、エアーズロック登頂のチャンスがあったのは、実は昨日の早朝から9時頃までだけでした。

やはり、午前中、それも朝早い時間は天候が安定しているのでしょうか。

エアーズロック登頂挑戦・最後のチャンス

たしかに早朝、風が強かった日はありません。

というわけで今日のエアーズロックのサンライズは、全員で見に行きます。

そして、サンライズを見て、その足で登山口へ直行。

登山が可能なら、そのままエアーズロック登山にアタックの予定です。

朝も、まだ暗いエアーズロックリゾートの朝6時前。

パイオニアロッジの部屋の明かりをつけて、全員を起こします。

いつも起床は7時過ぎなので、6時前だとみんな眠そう。

しかも外の気温は10度以下と言う寒さです。

何とか全員をフォードファルコン君に促し、エンジンスタート。

最後のエアーズロックへのドライブへ出発です。

パーキング

今日の天候は、3日間泊まった中では比較的よいほうではないかと思われます。

エアーズロック自体にかかっている雲はとても少ないのです。

ただ、東の空は低い雲がたくさんあり、ちょっとキレイなサンライズは望めないかもしれません。

日の出の7時過ぎ・・やはり太陽が、中々雲の中から顔を出しません。

あたりは、すでに明るくなっています。

日の出時刻から15分ほど過ぎても雲の中から顔を出さない、太陽にしびれを切らせ、明るくなったエアーズロックを後にしました。

エアーズロック登頂できるぞ!

向かう先はエアーズロック登山口です。

サンライズポイントからは、とても近く、数分で到着します。

今日、この朝の時間帯にエアーズロックに登る事ができなければ、今回のツァーでエアーズロック登頂はできないでしょう。

登頂

かなり祈るような気持ちで、エアーズロック登山口へ向かいました。

駐車場に近づくと、エアーズロックの稜線に人影が見えます。

登山が可能のようです。

すぐに車を止め、私達は登山口のゲートをくぐりました。

エアーズロックに到着した日から3日目の朝で、やっと念願かない登頂にアタックできます。

エアーズロック(ウルル)登頂アタック

朝の7時過ぎに到着した私たちはエアーズロック登頂口を見ました。

今日は登頂口が開いています。

また最初の難関である、鎖の部分を登っている人が何人かいます。

まだエアーズロックを登っている人も少ない、この午前中の早い時間にアタックするのがおすすめです。

また、気象条件によっては午前中の早い時間に登山禁止になることもあります。

そんなわけで、私たちも早速エアーズロック登山にトライです。

まず最初の鎖のかかっている部分。

ここがエアーズロック登山、最大の難所と言っても過言ではありません。

というのは、鎖がかかるほど傾斜がきついのは、この最初の登りの部分だけで、エアーズロック自体、上の方に行けば傾斜は緩やかになります。

ヘッダー画像のエアーズロックの全体像を見ても、それは明らかですね。

最初のこの鎖の部分、この区間をどれだけ体力を温存しながら、そして出来るだけ早めに登ってしまうかが鍵となります。

というわけで、早速登り始めた私たち。

実は、私は高所・・・いわゆる高いところが苦手なんです。

もう、マジで下を見ないようにして登りました。

鎖をしっかりと握りながら登ること20分くらいたったでしょうか・・やっとこ鎖の部分を終了です。

そして、鎖のついている傾斜が終わると、そこにはフラットな場所があり第一休憩所のようになっています。

そして、鎖部分を登り終わったところで・・・風が強くなってきました。

これは、登山が禁止になるくらいの風の強さです。

エアーズロックの登山は、ここから鎖のないところが続きますので、この風の強さは子供たちにはとても危ない状態です。

で、子供たちに聞いてみると・・やはりちょっと怖いとのことです。

そこで、子供たちには、このフラットな部分にとどまってもらい、私と嫁で登頂をアタックすることにしました。

事故があってはイヤですからね。

子供たちに水と食料を渡して、私たちは頂上に向けて登山を開始しました。

エアーズロックの最大難所は最初の鎖のところ!

エアーズロックの登頂は最初の急斜面である鎖があるエリアを、どのように抜けるかで決まるでしょう。

逆の言い方をすれば、この急斜面を無事に抜けることが出来れば、その後の斜面や登山は、それほど困難なモノではありません。

もちろん通常の登山道のように道があるわけではないので、山道とは勝手が違うのは言うまでもありません。

しかし、普通の山道と違い砂利や泥がないので、乾いた状態では非常に滑りにくく歩きやすい路面であるといえるでしょう。

登山靴などは、私的には必要なく、普通のスニーカー程度で全く問題ないと思います。

外国人の子供などは裸足で登っている子も何人かいました。(おいおい・・・)

さて、エアーズロック登山で足もとの心配はあまりまりません。前述のように最初の急斜面が大変なことがあります。

かなり危険なのは風

しかし、これ以上に危険な要因があります。

それは「風」です。

とにかく私たちも、今回のエアーズロック登山に関して1日は「雨の予報」2日は「強風」で登山禁止を体験しました。

今朝登り始めた時点で、あまり感じなかったそよ風も、登るにつれだんだんと京風に変わっていきました。

そう、ちょうど半分くらいに来たあたりでかなりの強風を感じるようになったのです。

このまま吹き続ければ、このあとも間違いなく強風で登山禁止になるでしょう。

そんなことを考えながら、後ろにオルガを見て歩き続けました。

フラットな広い部分を歩くときは、多少の強風でも大丈夫なのですが、尾根の部分や歩く道の片側が崖になっている所などは、少々緊張します。

さて、私たちがエアーズロック登山をしていると、ほぼ道に迷うことはありません。それは、歩く所に白い線が書いてあるのです。

この線に沿っていけば、一番問題のない登山ルートとなるのでしょう。

私たちも、赤いエアーズロックの岩肌に書かれた白い線に沿って歩き続けました。

順光

午前中の登山道は太陽に向かって順光の状態で歩くことになりますので、もし午前中に登山をする方はサングラスは必須と思います。

さぁ、あと少しでエアーズロックサミットです!

エアーズロックの頂上だ!

エアーズロックの山頂に近づくと、だんだんとまわりがひらかれていきます。

そして、頂上と思われるところで、人々が集まっています。

サミット

そう、そこはエアーズロックの頂上です。

どんどん登っていくと、そこには開かれた場所になります。

そして、人々が集まっているところにはエアーズロックの頂上であるモニュメントが置かれています。

エアーズロック頂上

登ってきた人たちは、みんなそのエアーズロックモニュメントに集まり、ようように写真を撮っています。

この日、エアーズロックのサミットはとてもよい天気、適当に雲も広がり、エアーズロックの空にアクセントをつけています。

しかし、エアーズロックの頂上という場所なのに、本当に何もありません。

頂上にモニュメントがあるだけで、その他は、本当に何もありません。

やはりここはオーストラリア原住民の方々の聖地なのだな、と言うことを考えさせられます。

そうこうしているうちに、どんどん風が強くなってきました。

途中で待っている子供たちのことも心配です。

エアーズロック登頂の時間と必要な体力

エアーズロックのに登頂するにかかる時間は、もちろん脚力にもよりますが、ウチの嫁さんが1時間程度で登頂できました。

私は日頃運動をしているので、少々ペースを上げれば30分くらいで登頂できると思います。

小さい子供もたくさん登っていましたので、年齢的には小学生にもなっていれば問題ないと思います。

はじめに待ち構える、斜度がきつく鎖がかかっているところを通過してしまえば、問題なく登頂できると思います。

足場も非常に滑らない岩場なので、普通のスニーカーでこれまた、問題ありません。

一番気をつけることは風ではないかと思います。

エアーズロック登頂禁止の理由

通常、強風や天候の問題ですぐにエアーズロックは登頂禁止になります。

今回、エアーズロックリゾートに3日間の滞在をして、ほとんど登ることが出来ませんでした。

その理由が「強風」 「雨予報」によるモノでした。

ということは、このようなキケンがある場合は登山禁止になるのですから、大丈夫と思いがちです。

しかし、今回の登山の場合、スタートしたとき、風はほとんど吹いていませんでした。

登山をスタートして30分ほどすると、だんだん風が強くなり、私たちが登頂する頃にはかなりの強風となっていました。

登頂禁止

そして、私たちがエアーズロックを下山して、麓に降りてきたときには登頂が禁止になっていました。

このようにエアーズロックの登山は、体力とあわせて天候などの要因が非常に関係をしてきます。

ぜひ、日程や体力に余裕を持って望みたいモノです。

もちろん、アボリジニ原住民の方の考えも、ぜひ確認してみることもおすすめをいたします。







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